【企画委員会】感情を描け、言葉を超えろ!ーPBL×書道の新時代

ISSUEー"ほんもの”の「自己表現力」とは?

現代のこどもたちに求められる力のひとつが「自己表現力」です。
学校では、こどもたちが自分の考えや感情を自由に表現できるよう、さまざまな取り組みが進められています。

国語科の一部である書写では、「正しく、きれいに文字を書く」ことが主な目的とされています。
確かに、文字を書く力は生活や学習において重要なスキルです。ただ、限られた授業時間の中で技術の習得に重点が置かれるあまり、
文字を通じた自己表現を深く育てることは難しいのが現状です。

書写から書道へー技術を超えた表現力を

「書道」は、単に文字の美しさを追求するものではありません。
作品を鑑賞し、その造形美や技法を学ぶことで、自分の想いを文字として形にすることができる文化芸術です。

しかし、ほとんどの人が筆を使う体験を小・中学校の書写で終えてしまいます。
特に、書道が苦手だった子どもたちは、文字を書くことの楽しさを知らないまま苦手意識だけを抱えてしまうこともあります。

この課題を解決するには、書写と書道をつなぐ学びの場をつくることが必要です。

SOLUTIONーPBLで広がる書道の可能性

私たちは、PBL(課題解決型学習)と書道を組み合わせ、こどもたちの自己表現力を育むことに挑戦しています。
PBLは、自分で課題を見つけ、その解決に取り組む家庭を通じて、さまざまな能力を養う学習方法です。
この方法を取り入れ、次のような取り組みを行います。

  1. 文字が持つ意味や感情を深く知る
    書道を通じて、文字や言葉、筆づかいに込められた感情や意味について感じ・掘り下げます。
  2. 古典を通じて想像力を広げる
    日本や中国の優れた作品を鑑賞し、その特徴や筆づかいを学びながら、自分がどんな表現をしたいのかを考えます。
  3. 自己表現のスキルを身につける
    古典を参考にしつつ、自分の感情や考えを表現するスキル体得します。
    自由な発想で文字を書き、仲間と意見を交わしながら作品を完成させます。
  4. チームワークとコミュニケーションを育む
    グループでひとつの作品を完成させたり、展示会を企画したりすることで、個人の表現力だけでなく、協力して成果を生み出す力も養います。

 企画書

https://drive.google.com/file/d/1HSRxCiAi-IASMHagDOcF1Tl4xm_t7-Ms/view?usp=sharing

 Producer Comment  

このプロジェクトを通じて、こどもたちが、書道は「ただきれいに書くだけのもの」ではなく、自分の内面や感情を表現する楽しさがあることに気がついてくれたら嬉しいです!一緒に素敵な作品を作り上げていきましょう!

さあ、あなたもこの新しい書道の世界へ!

 Team

 Producer
 坂本なつみ

 Creative Director
 堀内菜々美

 PR Director
 今村 脩人