【企画委員会】未来への一歩を踏み出す!てらまち発・小中学生のためのキャリア探検

ISSUEー未来をみたくなる”キャリア教育”とは?

現代社会では、子どもたちを取り巻く環境が急速に変化しています。産業や経済の構造的変化、雇用の多様化が進む中で、将来に向けた理想像を描くのが難しい時代となっています。子どもたちは、自分の未来を具体的に想像するためのモデルとなる大人との出会いが限られており、希望に満ちた夢を描くことさえ困難です。

その一方で、中高生向けのキャリア教育は普及が進み、職業観や社会観を育むための取り組みが行われています。しかし、小学生を対象としたキャリア教育については、学習指導要領で重視されているにもかかわらず、教科学習が優先されがちで、地域や社会との連携が不足し、十分な実践が行われていないのが現状です。

SOLUTIONー『まちの資源を活かした小学生版キャリア教育』

私たちは、小学生のうちから地域の資源を活かし、多様なロールモデルと出会う場を提供することで、子どもたちが自分の未来に希望を持ち、社会への興味を広げることが重要だと考えています。この考えのもと、「てらまちのおしごと探検隊」という職業体験プログラムを展開します。


プログラムの具体的な内容

  1. 身近な実社会との接点を持つ
    地域で実際に行われている仕事を題材に、子どもたちの発達段階に合わせた興味を引き出し、感覚的な学びを取り入れます。
  2. 非認知能力の育成
    グループワークや実践を通じて、以下の力を育みます:

    • 自己理解: 自分を俯瞰し、得意なことや伸ばしたい部分を考える力。
    • 自己決定: 他者の意見を尊重しつつ、自らの判断で行動する力。
    • 忍耐力: 難しい課題にも納得いくまで挑み続ける力。
  3. 職業体験(体験学習)
    実際に仕事の一部を体験することで、現実感を伴った学びが得られます。自分の手で触れる体験は、満足感や自己効力感を育み、将来の学びへのモチベーションにもつながります。

企画書

https://drive.google.com/file/d/1XgBI6mV4A6WK3ETpa-MGd-RzWpeN8Fb3/view?usp=sharing

Producer Comment

「様々な価値観を持った大人と出会い、刺激を受けて自分がときめく人生に夢中になれたらいいなと思っています。そして、家族や仲間の決断に周りの人がそっと背中を押せるような空間をつくることも大切だと思います。自分のことと照らし合わせて、ぜひ一緒に考えたいプログラムです!!よろしくお願いします!」

 

「この『てらまちおしごと探検隊』は、現代に生きていると通り過ぎてしまいそうな日本の伝統に立ち返りながら、子どもたちが自分自身について振り返ることができるものになっていると思います。地域の人はどんな思いで伝統を仕事にし、大切にしているのか。各回の講師の方からのお話を聞きながら、自分自身の大切にしていることは何なのかなど、子どもたちにとって将来について考えるきっかけになれば嬉しいです。よろしくお願いします!」

Team

Producer
中嶋 彩瑛 笹川 佳蓮

Creative Director
堀内菜々美

PR Director
今村 脩人

Special Thanks
浄土宗 西照寺 さま
株式会社オオウエ さま
総本家釣鐘屋 さま
石田竹材店 さま